ダイキ精工株式会社
http://www.daiki-seiko.co.jp
1973年、愛知県小牧市でロストワックス製法用金型メーカーとして創業。2023年、おかげさまで創業50年を迎えることができました。金型一筋に50年。人々の豊かな暮らしを陰で支えるこの仕事に、誇りを持って歩んできました。
【金型のこと】
ダイキ精工が製造しているのは「ロストワックス製法用金型」という、金型業界でもあまりなじみのない金型です。通常の鋳物製造方法と比べて工程が多く、鋳物形状が複雑なため、業界全体でみるとかなり数が少ないです。しかし、この製法が必要な鋳物部品があり、それは大切なインフラで使用されています。私たちは、そんなロストワックス製法用金型を専業にして、50年歩んできました。
【私たちの使命】
金型は、工場の中で使われ、表には出ません。ですが、人々の生活の中で使われるあらゆるものが、金型で作られています。
金型には、先人の知恵がたくさんつまっています。作業者の動きに配慮して、より作業しやすく、そしてより複雑な形状にも対応できるように、知恵を出し合い、技術を積み重ねてきました。私たちは、これからも、社会に必要で大切な仕事である金型製造を続け、社会を縁の下から支え続けていきます。
【小さな町工場の大きなチャレンジは続く-----自社ブランドの立ち上げ】
金型メーカーとしてひたむきに歩んできましたが、コロナウィルス感染症による社会状況の変化により受注がストップし、先の見えない不安を抱えることになりました。
その中でも前を向いて、自分たちの技術を活かして何かできないだろうかと模索し、自社製品の開発に取り組むことになりました。
消費者の方々へ直接お届けする製品をつくるということは、私たちのような小さな町工場の金型メーカーには、とても大きなチャレンジでした。初めてのことを一つ一つ経験し、学びながら、クラウドファンディングにも挑戦してきました。
その中で、自社ブランド【DAIKI NEXT】を立ち上げました。
金型材料であるアルミを活用し、得意な加工技術を活かして、
-必需品ではないけれど、あると生活に彩が生まれ、いやされる-
そんな製品を、これからも作っていきたいと考えています。
【人を想う、ものづくり-----ダイキ精工のものづくり】
流行がものすごいスピードで変わっていき、安くてなんでもすぐに買える便利な世の中。
そんな時代に、私たちは使う人の顔を思い浮かべながら、手作りのものづくりを大切にしたい。
人を想い、心を込めてつくったモノを、手に取ってもらえたらうれしいから。
一人ひとりの笑顔のために工夫をして、面白いことのために汗をかき、頭と心と手を動かす。
すべては、大量生産にはない、誠実であたたかいものづくりのために。
みんなではなく、あなたに向けて。
私たちは、これまで歩んできた50年のものづくりへの想いを、これから先の50年へと伝えていきます。